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霽れ ( リダイレクト:晴れ ) : ウィキペディア日本語版
晴れ[はれ]

晴れ(はれ)は、大気がある天体における気象状態の一つであり、基本的に、が少ないか全く無いの状態を指す。日本語としての最狭義では地球でのそれのみを指す。
== 概説 ==

地球の場合、「晴れた空」は晴天(せいてん)であり、ヒトにとっての可視光線に基づいて青い青空(あおぞら)などとも呼ばれる。しかしながら、火星などのように天体が違えば「晴れた空」の色もまた違ったものとなる(■左の画像を参照)〔火星の天気は基本的に晴れであるが、時おり、塵旋風が発生し、極地では降雪もある。〕。さらに言えば、地球の晴天を「青い空」と感じるのはヒトの感覚であって、動物ごとに感知している色は若干もしくは大幅に異なる〔ヒトは通常的にであるが、哺乳類の多くは色盲に近く、一方で、昆虫類や鳥類には5色型色覚を有する種もいる。〕。
現代日本での一般的概念では、地球において、の色が白く、太陽の見えている時間が見えない時間よりも長い空の状態を指す。
現代日本での学術的概念では、空全体に対して雲の占める割合、すなわち「雲量」が2割以上8割以下の状態を言う。雲の割合が9割以上の場合は「曇り」と表現される。現代日本の天気予報においては、「晴れ」の範疇には「快晴」と「薄曇り」が含まれ、上記に書かれた気象観測上の分類とは異なる。
日本国内の場合、小笠原諸島など低緯度地域にある島嶼では、晴れの日が多い。また、島嶼部以外では宮崎市松本市などで多い。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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