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青城山(せいじょうさん、)は、中国・四川省都江堰市にある山地・景勝地。道教の発祥の地の一つとして古代より知られ、道教関係の重要な建築物が集中し、宗教・医療・音楽などの道教文化が伝えられてきた。中国の中でも著名な歴史名山および国家重点風景名勝区であり、2000年、付近の岷江にある古代の水利施設・都江堰(とこうえん)とともに世界遺産(文化遺産)に登録されている。 == 概要 == 青城山は四川省都江堰市(旧称・灌県)の市街地の西にあり、市街地に隣接した都江堰水利施設からは西南へ 10 km 、省都成都市からは北西へ 68 km 。成都平原の北西に屹立し霧が多い。 青城山の主峰の老霄頂は海抜 1,600 m 。森林は四季を通して青々とし、環状に連なる峰々(三十六峰)は城郭のように見えるため、青城山の名がある。蜀(四川省東部)の名山の中でも、青城山の深さと幽玄さは、剣門関の険しさ、峨眉山の秀麗さ、瞿塘峡の夔門(きもん)の雄大さと並び称されている(峨眉天下秀,夔門天下雄,劍門天下險,青城天下幽)。 青城山は前山、後山に二分される。前山は青城山風景名勝区の主要部分で 15 km² の範囲に広がり、風景の優美さと道教関係の文物古跡の多さで知られ多くの観光客を集める。後山は 100 km² に及ぶ山岳で、交通が不便で地形も険しいが、原生林や渓谷が多く、より幽玄で自然が一層よく保存されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「青城山」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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