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青木兼元(あおきかねもと)は美濃国の刀匠孫六兼元により鍛えられた日本刀。真柄切や真柄切兼元とも呼称される。孫六の作刀の中でも最高傑作と評される一品〔『名刀その由来と伝説』- p.136より〕で重要美術品に認定されている。 == 概要 == 刃長70.6センチ、反り1.51センチ、元幅3.1センチ、先幅2.5センチの刀で、指し表に「兼元」二字銘がある。刃文はいわゆる「関の孫六三本杉」と呼ばれる特徴を有している。 元亀元年(1570年)に朝倉氏・浅井氏と織田氏・徳川氏の間に近江国で起こった姉川の戦いは数的優位に立った織田氏・徳川氏側の勝利になったが、朝倉氏の家臣であった真柄直隆、真柄直澄兄弟、真柄隆基らの必死の抵抗が続いていた。刃渡5尺を超える大太刀を持ち、暴れ回る真柄兄弟を討ち取った〔『信長記』では真柄直澄は匂坂式部が討ち取ったとされている。〕青木一重が使用していた刀で、その名が知られるようになった。その後は近代まで丹羽家に伝来。1939年に重要美術品に認定された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「青木兼元」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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