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青木雄造 : ミニ英和和英辞書
青木雄造[あおき ゆうぞう]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [あお]
 (n) 1. blue 2. green 3. green light
青木 : [あおき]
 (n) 1. Japanese laurel 2. spotted laurel 3. aucuba japonica 4. live tree
: [き]
 【名詞】 1. tree 2. wood 3. timber 
: [おす]
 【名詞】 1. male (animal) 

青木雄造 : ウィキペディア日本語版
青木雄造[あおき ゆうぞう]

青木 雄造(あおき ゆうぞう、1917年2月15日 - 1982年7月4日)は、英国小説研究者、東京大学名誉教授。
官吏であった父の任地である沖縄県に生まれる。旧姓堀口。1939年、東京帝国大学英文科卒、翌年から四年間、軍隊生活を送る。その間、結婚して青木姓となる。43年、東亜研究所研究員を経て、1946年、東京産業大学予科講師、翌47年、一橋大学助教授、1953年、東大文学部英文科助教授、1965年、教授。1977年定年退官、名誉教授。明治学院大学教授となるも、病気のため二年で退職。この間、文部省大学設置審議会専門委員、日本英文学会会長。グレアム・グリーンイヴリン・ウォーを中心とする現代イギリス小説に造詣が深い。
該博な知識と教養、英語力を持ちながら、生前、一冊の著書も出さなかった。教授昇進の際に困り、原稿をまとめて出版社へ持って行き、刊行予定ということで教授会を通過したが、原稿は出版社から取り戻した。弟子(恐らく小池滋)と共訳(恐らく『荒涼館』)をすることになり、前半を青木、後半を小池が受け持ったが、青木がまるで仕事をしないので、小池が前へさかのぼって訳し、遂に第二章まで達してしまったという。定年退官後、退官記念論文集を作ろうとしたが、本人の原稿が出来上がらないため、遂に追悼記念論集になってしまった(井上健『翻訳街裏通り』より)。
==著書・論集==
*青木雄造著作集 全1巻 小池滋編、南雲堂, 1986
*イギリス/小説/批評-青木雄造先生追悼論集
:小池滋・高松雄一野島秀勝前川祐一編、南雲堂, 1986
==翻訳==

*ラ・メトリ著作集 上巻 杉捷夫共訳 実業之日本社 1949
*グレアム・グリーン選集 第7巻 二十一の短篇 瀬尾裕共訳 早川書房 1955
*九つの答 ジョン・ディクスン・カー 早川書房 1958
*現代英文学の五十年 R.A.スコット=ジェイムズ 朱牟田夏雄共訳 英宝社 1960
*グレアム・グリーン選集 落ちた偶像 早川書房 1960
*グレアム・グリーン選集 第7巻 密使 早川書房 1962
*チャールズ・ディケンズ 荒涼館 小池滋共訳 「世界文学全集 29」筑摩書房 1969/ちくま文庫(全4巻)1989

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「青木雄造」の詳細全文を読む




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