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黒姫山(くろひめやま)とは、新潟県糸魚川市にある山のこと。標高1,221m〔GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は1,222m。〕。青海黒姫山ともいう。 ==概要== 飛騨山脈の北端に位置する。主稜線上の犬ヶ岳から北東方向に派生した尾根の末端にある。 山頂には祠と一等三角点がある。日本海に面していることから、海原を見渡せるダイナミックな景色が特徴。日本三百名山のひとつ。 山全体が石灰岩でできており丸ごと露天掘りによる鉱山となっている。鉱石は山麓にあるデンカ株式会社青海工場に運ばれ、セメントやカーバイドの原料となっている。工場は、24時間操業が行なわれており、工場から出荷される製品輸送のために、近隣のJR青海駅まで貨物用の専用鉄道(電気化学工業青海工場専用鉄道)が敷かれていた(現在はJRまでの連絡線が廃線となり、事業所内だけで使用されている)。 また、黒姫山東側一帯は明星セメント株式会社(太平洋セメントグループ)糸魚川工場により石灰石が採掘され、6km先の同社セメント製造工場にベルトコンベヤで運ばれ、セメントが製造されているほか、日本海に臨する姫川港から骨材として各地に供給されている。同社鉱山の2013年の採掘量は約300万トンと国内有数の石灰石鉱山となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「黒姫山 (糸魚川市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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