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青部(せいぶ、部)は、漢字を部首により分類したグループの一つ。康熙字典214部首では174番目に置かれる(8画の8番目、戌集の8番目)。 「(青)」字は草木の色である青色を意味する。草色であるため時に緑色も包含されている。『説文解字』は「生」と「丹」の会意文字とし、丹部に収めているが、これは木が火を生じるという五行説により、木行の色である青から火行の赤(丹)を生じるとこじつけたものである。現在では下部の字は「丼」と考えられており、「生」は草木を表す意符とされる。なお現代中国語では青色を表す字として「青」は使われなくなっており、もっぱら「藍」字を使っている。 偏旁の意符としては青色に関することを示すものがあるが多くはなく、もっぱらセイ・ショウといった音を表す声符として使われている。 このため「青」を意符とする漢字は多く意符の方の部首に従っており、青部では他の部に分類できなかったものを収めている。 == 字体のデザイン差 == 印刷書体(明朝体)において『康熙字典』は下部の字を「円」形とした「」を採用している。 現代の日本の新字体・中国の新字形・台湾の国字標準字体・香港の常用字字形表はどれも「月」形の「青」を採用している。ただし、日本・中国では最初の縦画の終端を止めにし、台湾・香港では「月」と同じように払いにするという細かな違いがある。 また日本の表外漢字については基本的に康熙字典体に従うことになっているので、「」を使っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「青部」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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