|
(n) potassium cyanide =========================== ・ 青 : [あお] (n) 1. blue 2. green 3. green light ・ 青酸 : [せいさん] 【名詞】 1. hydrocyanic (prussic) acid ・ 青酸カリ : [せいさんかり] (n) (abbr) potassium cyanide ・ 青酸カリウム : [せいさんかりうむ] (n) potassium cyanide ・ 酸 : [さん] 【名詞】 1. acid
シアン化カリウム(シアンかカリウム)、青酸カリウム(せいさんカリウム)は、青酸カリ(せいさんカリ)、青化カリ(せいかカリ)とも呼ばれ、毒物の代名詞的存在だが、工業的に重要な無機化合物である。毒物及び劇物指定令で「シアン化合物」として毒物に指定されている。 == 性質 == 化学式 KCN で表される代表的なシアン化アルカリ化合物で固体はカリウムイオンとシアン化物イオンよりなるイオン結晶であり、シアン化物イオン中の炭素と窒素は三重結合を形成している。 白色の粉末状結晶で潮解性があり、水に易溶、メタノール、エタノール、グリセリンに少溶。水溶液は強アルカリ性を示す。(溶解度は文献によっては41.7g/100g(25℃)という値が見られるが、これは溶液100g中に含まれる最大質量である。表には出典からのものをあげているが、これは水100gに溶解する最大質量である。) 乾燥状態では無臭だが、潮解により空気中の二酸化炭素と反応し、シアン化水素を放出しながら炭酸カリウムに変化するため、シアン化水素による特徴的な臭気を発する。特に日光に当たる状態では反応が進み易いため、空気に触れないように、日光に当たらないように保管する必要がある。 : 2 KCN + CO2 + H2O → K2CO3 + 2 HCN シアン化ナトリウムと同じく、遷移金属と反応して水に可溶なシアノ錯塩を形成する性質をもつ。この反応のため、銀や銅のさび落としに使うことができる。また、銅貨を用いたシアンの簡易検出法の原理でもある。 : 2 Ag2S + 8 KCN → 4 K + 2 K2S 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シアン化カリウム」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Potassium cyanide 」があります。 スポンサード リンク
|