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青龍偃月刀(せいりゅうえんげつとう)は、中国における、大刀の一種。 名に「青龍」を冠するのは、刃の部分に青龍の装飾が施されている為である。 == 名称・形状 == 小説『三国志演義』において、武将の関羽が冷艶鋸(れいえんきょ)と呼ばれる青龍偃月刀を愛用していることから、関羽を象徴する武器であり、中国語では関刀(グアンダオ)という呼称もある。 形状は日本の薙刀に似ており、長い柄の先に湾曲した刃を取り付けたものであるが、刃は日本の薙刀よりも幅広で大きくなっている。 また薙刀に比べて、柄の長さは刃の大きさに対してやや短めになっているが、これは(主に馬上で)片手での取り回しの良さを考慮した為であり、長巻に近い外観とも言える。 刃の大きさから分かる通りかなりの重量がある為、主に演舞や訓練用とされ、実戦で用いられることは少なかった。 なお日本では刃の形状が類似の柄の短い中国刀のことを青龍刀と言う場合があるが、これの中国での名称は柳葉刀であり誤用である。「青龍刀」という名称は本来「青龍偃月刀」の略称なので、青龍偃月刀とは別に青龍刀という武器が存在するわけではない。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「青龍偃月刀」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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