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『静おばあちゃんにおまかせ』(しずかおばあちゃんにおまかせ)は中山七里の連作短編推理小説。文藝春秋より隔月で発売されている『別册文藝春秋』に連載されていた作品が2012年に単行本にまとめられ、発売された。 本作の連載の打ち合わせをしていた頃はコージー・ミステリに人気があり、文藝春秋でも似鳥鶏の「にわか高校生探偵団の事件簿シリーズ」など日常の謎系の掲載が増えていた。著者の中山はその出版社のカラーを逸脱しないようにしたいという思いがあったのと、前編集長と現編集長が揃って「ミス・マープルっていいですよねぇ。」という話をしていたことから〔、それなら現代に彼女を復活させてやろうと思い、おばあちゃんと孫娘という登場人物を設定。そして昭和ノスタルジーと言われてしまうことを覚悟の上で、祖母が孫に厳しく何かを言いながらも実は温かく見守っているという構図で書き上げた〔。 葛城と円は実際に現場に赴くが、静は家から一歩も出ず、円から報告を聞くだけで事件を解決してしまう“安楽椅子探偵”の体裁をとる〔。そして5つの個々の短編の事件とは別に、円の両親の轢き逃げ事件という全編を通して1つの大きな謎も追っている。その他、円と葛城との恋愛要素も描かれている。 == 収録作品 == 各短編のタイトルは全て、ギルバート・ケイス・チェスタートンのブラウン神父シリーズのタイトルをもじってつけられている〔。 * 静おばあちゃんの知恵(『別册文藝春秋』2011年7月号) * 静おばあちゃんの童心(『別册文藝春秋』2011年9月号) * 静おばあちゃんの不信(『別册文藝春秋』2011年11月号) * 静おばあちゃんの醜聞(『別册文藝春秋』2012年1月号) * 静おばあちゃんの秘密(『別册文藝春秋』2012年3月号) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「静おばあちゃんにおまかせ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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