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静かな多数派 : ミニ英和和英辞書
静かな多数派[しずか]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

静か : [しずか]
  1. (adj-na) quiet 2. peaceful 
: [た]
  1. (n,pref) multi- 
多数 : [たすう]
  1. (n-adv,n) countless 2. great number 3. majority 
多数派 : [たすうは]
 (n) the majority
: [すう, かず]
  1. (n,n-suf) number 2. figure 
: [は]
  1. (n,n-suf) clique 2. faction 3. school 

静かな多数派 ( リダイレクト:サイレント・マジョリティ ) : ウィキペディア日本語版
サイレント・マジョリティ[は]

サイレント・マジョリティ()とは、「物言わぬ多数派」、「静かな多数派〔浜田奈美「感情模索 共感したくて「キラキラ」――生きづらさの中を生きる」『朝日新聞』2008年1月4日付朝刊、第13版、第18面。〕」という意味。積極的な発言行為をしないが大多数である勢力のこと。対義語はノイジー・マイノリティ(「声高な少数派」の意味)とされる。
== 概要 ==

=== ニクソン大統領の発言 ===
1969年アメリカ合衆国ニクソン大統領演説に用いてからは「発言はしないが現体制を支持している多数派」というニュアンスで用いられるようになった。
アメリカのニクソン大統領が、1969年11月3日の演説で「グレート・サイレント・マジョリティ」とこの言葉を用いた。当時、ベトナム戦争に反対する一部の学生などにより反戦運動が行われており、メディアなどから注目を受けていた。
しかしニクソンは、「そういった運動や声高な発言をしない大多数のアメリカ国民の大多数は、ベトナム戦争に決して反対していない」という意味でこの言葉を使った。論理的に言って「反戦運動を行わない」ことが即ち「戦争を支持する」ことを意味するわけではない。誤謬を承知の上で、「異議無きは同意とみなす」を詭弁として用いた論理である。
当時、兵役を回避しながら反戦運動をする学生などに対して、アメリカ国内では高学歴の富裕層や穏健的な中流層から、保守的な低所得者層の労働者たちまでの広範囲な層が反感を強めていた。実際に1972年アメリカ合衆国大統領選挙ではニクソンは50州中49州を獲得し、圧勝している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「サイレント・マジョリティ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Silent majority 」があります。




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