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静之窟(しずのいわや)は、島根県大田市静間町魚津の海岸に存在する海食洞(奥行は約45m、高さは約13m)。「静窟(しずがいわや)」ともいう。大田市指定天然記念物。 出雲神話において大国主命と少彦名命が国造りの際に石窟を仮住まいとしたという伝承があり、静之窟が万葉集(巻3-355)に収められている生石村主真人(おいしのすぐりのまひと)の「大汝少彦名乃将座志都乃石室者幾代将経(おほなむち すくなひこのいましけむ しつのいわやは いくよへにけむ)」の「志都乃石室」ではないかとする説がある。このような由緒から静之窟には徳川家達書の碑銘による石碑が建てられている。本来、この地には静間神社があったが、高浪のため1656年(明暦2年)に大田市静間町垂水に遷宮された。なお、崩落の危険があるため静之窟は現在立入禁止となっている。 == 参考文献 == *『角川日本地名大辞典』334頁、角川書店、1979年 *『島根県大百科事典(上)』723頁(白石昭臣)、山陰中央新報社、1982年 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「静之窟」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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