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静岡県コンベンションアーツセンター(しずおかけんコンベンションアーツセンター)は、静岡市駿河区池田のJR東静岡駅南口にある、静岡県立のコンベンションセンター、劇場。 建築家の磯崎新によって設計された〔。 == 概要 == 外観は船をイメージしており、形にちなんだ「グランシップ」という愛称が付けられている。 地下2階・地上12階建てで延べ床面積は60,360m²あり〔“グランシップ改修に合わせ設備更新へ―静岡県”. 建通新聞(建通新聞社). (2012年2月27日)〕、全長は200mを越え、高さは約60mと巨大な建造物である。 すぐ脇を通過する東海道本線および東海道新幹線の車窓からもよく目立つ。 この建物の土地と建物を合わせた総事業費は約700億円にのぼる〔。 大ホール(天井高58m)、中ホール、静岡芸術劇場、会議室や県立図書館グランシップコーナーなどがある。 大ホールは、数千人規模の大規模な会議やイベント会場としての使用が可能となっている。中ホールはコンサートホールとして設計されている。静岡芸術劇場は舞台芸術の上演を目的として設計されており、宮城聰が芸術総監督を務める公益財団法人静岡県舞台芸術センター(SPAC)の活動の本拠地となっている。最寄駅は東静岡駅。イベント開催時は混雑が見られるが、駅から目と鼻の先ということもあり、利便性は高い。 運営は財団法人静岡県文化財団が請け負っている〔。 財団が行う自主事業の公演の水準は高く評価されている〔。 また、子ども向けの情操教育の一環としての活用にも取り組んでおり、学生向けの鑑賞料の割引や学校単位での鑑賞への交通費の支援なども行っている〔。 しかし、一方では利用者の一部を抽出して調査した結果で約70%が静岡市内在住者となるなど利用者の地域的な広がりに欠けており、県による公費での負担が生じる施設としては受益者が施設近隣に偏っていることを問題視する意見もある〔。 2011年(平成23年)度は県受託事業収益として約9億円を計上している一方、自主事業収益が約8100万円、貸館事業収益は約2億2000万円となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「静岡県コンベンションアーツセンター」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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