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静岡県立美術館(しずおかけんりつびじゅつかん Shizuoka Prefectural Museum of Art)は静岡県静岡市駿河区にある静岡県立の美術館である。静岡市の南部、日本平の小高い丘の北側の麓にあり、敷地は県文化センター(約120,000㎡)内にある。県立美術館前駅からアプローチすると、第1、第2駐車場から美術館正門までの約300mの緑に包まれた彫刻プロムナード(作品14点)がある。丘の上からは静岡市街、富士山、南アルプスの眺望を楽しめる。 == 概要 == 17世紀以降の東西の山水・風景画、静岡県ゆかりの作家・作品、富士山の絵画、ロダンと近代彫刻などをコレクションの柱としている〔コレクション 作品収集の方針と特色 (館公式サイト)〕。具体的には狩野派を中心とした江戸絵画や静岡県ゆかりの作家・作品、また富士山や東海道などの静岡県地域を題材にした日本画や浮世絵も多く含まれる。 ロダンの作品を中心に展示しているロダン館は1994年(平成6年)3月23日に開館した。自然光を生かした長円形のドーム状の構造になっており、各作品が好ましい状況で観覧できる。ロダンの代表作「地獄の門」「考える人」「カレーの市民」等32点は、屋内展示であるため製作当時の姿をそのまま伝えている。この作品を正面から観賞できるように館内が階段状のスキップフロアーの構造となっている。 常設展の他、特別展示では芸術作品のみならず古代遺跡の出土品等、芸術に留まらない幅の広い展示を行っている。また「実技室」ではワークショップの開催や美術製作の体験が出来るなど、芸術を身近に体験できる施設が整っている。 なお、開館当初から美術研究者が館長職につくなど、学芸活動の根幹をなす研究活動にも力を入れてきた。(歴代館長:初代館長鈴木敬、2代目館長吉岡健二郎、3代目館長下山肇、4代目館長宮治昭、5代目館長芳賀徹)。他方、美術館の外部評価のシステムをいち早く取り入れた館としても知られる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「静岡県立美術館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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