|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 非 : [ひ] 1. (adj-na,n,pref) faulty- 2. non- ・ テロ : [てろ] 【名詞】 1. (abbr) terror 2. terrorism 3. (P), (n) (abbr) terror/terrorism ・ 系 : [けい] 1. (n,n-suf) (1) system 2. lineage 3. group 4. (2) type of person 5. (3) environment 6. (4) medical department (suf) ・ 抗 : [こう] (pref) anti- ・ 炎 : [ほむら, ほのお] 【名詞】1. flame 2. blaze ・ 炎症 : [えんしょう] 【名詞】 1. inflammation ・ 症 : [しょう] 1. (adj-na,n-suf) illness ・ 剤 : [ざい] 1. (n-suf) medicine 2. drug 3. dose
非ステロイド性抗炎症薬(ひステロイドせいこうえんしょうやく、Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drug〔アメリカ英語発音: ナ(ー)ンスティロイドォー・アンタイインフラ(ー)マトゥリ・ドゥラグ〕; NSAID〔 エヌ・エス・エイ・アイ・ディー〕〔NSAID (Cambridge Dictionaries Online)〕〔 エヌセ(ッ)ドゥ、 エヌセイドゥ〕〔NSAID (Collins "American English Dictionary")〕)、または、NSAIDs(エヌセッズ、エヌセイズ)とは、抗炎症作用(Anti-inflammatory)、鎮痛作用(Pain reliever)、解熱作用(Antipyretic)を有する薬剤の総称。 単語「非ステロイド」とは、グルココルチコイドでないことを意味する。グルココルチコイドは抗炎症薬の主要なグループを構成するが、1950年代にはグルココルチコイドに由来する医原病と思われる症例が多数報告されるようになった(詳細については「ステロイド系抗炎症薬の副作用」参照)。このため、1960年代に開発された新しい抗炎症薬群がグルココルチコイド系ではないことを知らせることが重要とされ、「NSAID」という概念が一般化されるに至った経緯がある。〔"Origins and impact of the term NSAID" (Buer 2014) ''Inflammopharmacology'', vol. 22, no 5, 2014, p. 263-7. (PMID 25064056 , DOI 10.1007/s10787-014-0211-2 ) オンライン読む (アーカイブ))〕 == 概要 == ステロイドではない抗炎症薬すべてを含む。疼痛、発熱、炎症の治療に用いられる。NSAIDs(非ステロイド消炎物質)とも呼ばれる。非ステロイド性抗炎症薬には選択性のものと非選択性のものがある。非選択性のNSAIDsの例としては、アスピリンなどのサリチル酸、ジクロフェナク(ボルタレン®)、インドメタシン(インダシン®)、イブプロフェン、ケトプロフェン、ナプロキセン、ピロキシカムなどである。 様々なNSAIDsは医学的作用には大差がなく、異なるのは用量、服用方法である。NSAIDsの胃粘膜保護に関する試みで最も成功したのは、アセチル化とpHの調整、また、胃粘膜保護作用を持つ薬剤との併用である。胃酸分泌抑制効果のあるH2ブロッカー(例:ラフチジン(プロテカジン®)、ラニチジン(ザンタック®)や、ミソプロストール(サイトテック®)が、(アメリカでは)最も成功した薬剤である。例えば、ジクロフェナクとミソプロストールを合剤にしたオルソテックなどもあり、非常に効果的だが、高価である。日本では、バファリン®等の合剤がある。 一般医を受診する患者の25%は変形性関節症で、その半数から全ての例がNSAIDsを処方される。65歳以上の人口の80%にX線上有意な変形性関節症が存在するとされており、そのうち60%が疼痛などの症状を訴える。2001年には、アメリカでは7000万錠のNSAIDsが処方され、300億錠が薬局で販売された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「非ステロイド性抗炎症薬」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|