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非定型うつ病(Atypical depression)または非定型症状を伴ううつ病(depression with atypical features)とは、うつ病性障害のサブタイプの一つの正式な診断名であり〔、メランコリー型うつ病や気分変調性障害の典型的な症状も併せ持つものの、これらとは異なる特徴を有する気分障害である。症状としては、肯定的出来事に元気づけられる気分の反応性、過食や過眠、手足が鉛となったような重さと感覚鈍麻、拒絶への敏感性を特徴とする。 また、この本来の医学的な意味とは離れて、マスメディアなどによって従来のうつ病とは違った、新型うつ病あるいは現代型うつ病と呼ばれる状態と同一視されて用いられているが、これは専門家による見解が定まったものではない〔日本うつ病学会 Q&AQ.4 新型うつ病が増えていると聞きます。新型うつ病とはどのようなものでしょうか?(pdf) 〕。詳細は、うつ病#新型うつ病(現代型うつ病)を参照。 ==由来== 「非定型」うつ病という病名ではあるものの、これは「一般的でない」とか「普通でない」という意味ではない。このような病名となっているのには2つの理由がある:(1) メランコリー型うつ病の診断法が定まった後になってから、「特異な」症状を持つうつ病として診断されるようになったため。(2) このうつ病の発見当時、2種類の抗うつ薬に対する反応がメランコリー型うつ病の場合と異なるため(すなわち、非定型うつ病の場合、モノアミン酸化酵素阻害薬(MAOI)では著しい改善が報告されているが、三環系抗うつ薬は効かない)。 メランコリーと抗うつ薬の関係について言えば、抗うつ薬が登場した1950年代、スイスの精神科医ローラント・クーンは、1958年の論文において、(三環系抗うつ薬)のイミプラミンの適応は内因性のうつ病とし、このタイプのうつ病はメランコリーあるいは生気抑うつとも呼ばれた。この関係について1980年代まで定説であったが、その関係を実証した研究はほとんど存在しない〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「非定型うつ病」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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