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非常用位置指示無線標識装置(ひじょうよういちしじむせんひょうしきそうち、''Emergency Locator Transmitter'' )とは、船舶の遭難時に無線信号(遭難信号)を発信する装置のこと。イーパブ (E-PIRB - ''Emergency Position Indicate Radio Beacon'' )とも呼ばれる。Global Maritime Distress and Safety System (GMDSS) によって規定された設備の一つ。 船舶への設置にあたっては、無線局の免許が必要となる。 同趣旨の航空機向けの製品は航空機用救命無線機である。 == 仕組み == 沈没など遭難時に406MHzの電波を発射し、人工衛星(コスパス〔COSMOS Satellite for Program of Air and Sea Rescue。航空海上救難プログラムのためのコスモス衛星〕・サーサット〔Search & Rescue Satellite-aided tracking。衛星追跡捜索救難〕)を介して各国主務管庁(日本では海上保安庁)に船名及び国籍を送信(この登録のために無線局免許が必要)、連絡が届き次第、捜索が行われることとなる。 手動でスイッチを操作して救難電波を発射する方法と沈没時におおむね水深4m以上に該当する水圧が加わると動作する水圧センサーにより取り架台から自動離脱、浮上し電波を発射する方法がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「非常用位置指示無線標識装置」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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