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韓国人メジャーリーガー : ミニ英和和英辞書
韓国人メジャーリーガー[かんこくじんめじゃーりーがー]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

韓国 : [かんこく]
 【名詞】 1. (South) Korea 
韓国人 : [かんこくじん]
 (n) Korean person
: [くに]
 【名詞】 1. country 
国人 : [こくじん, くにびと]
 【名詞】 1. indigenous person 2. inhabitant of a country 
: [ひと]
 【名詞】 1. man 2. person 3. human being 4. mankind 5. people 6. character 7. personality 8. true man 9. man of talent 10. adult 1 1. other people 12. messenger 13. visitor 1
メジ : [めじ]
 (n) mage, (n) mage
ジャー : [じゃー]
 【名詞】 1. jar 2. (n) jar
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

韓国人メジャーリーガー : ウィキペディア日本語版
韓国人メジャーリーガー[かんこくじんめじゃーりーがー]

韓国人メジャーリーガー(かんこくじんメジャーリーガー)とは、メジャーリーグベースボール(MLB)の球団でプレーする韓国人野球選手のことである。
== MLB球団への入団方法 ==

=== アマチュアからのメジャー挑戦 ===
韓国人野球選手のメジャーリーグ(MLB)挑戦は、日本と同じく1990年代半ばから始まったが、日本とは明らかな相違点がある。日本の場合は、日本プロ野球(NPB)で実績を積んでからメジャーに移籍する事例が圧倒的に多く、アマチュア高校大学社会人野球)から直接渡米しメジャーリーガーになったのは、マック鈴木こと鈴木誠、多田野数人田澤純一などごく少数である。これに対して韓国の場合は、アマチュアから直接メジャーに挑戦する事例のほうが多い。2015年現在での実績は、メジャーを経験した韓国人選手は計15人だが、このうち10人が、アマチュアから直接渡米しメジャーリーガーになった選手である。
韓国人初のメジャーリーガーは朴賛浩だが、朴は1994年に大学を中退してロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結び渡米した。この時の契約金は、当時の韓国野球界では高額な120万ドルだったことや、朴がアマチュアから直接渡米し、マイナーリーグからメジャーへと昇格していくという道筋を示したことが、後続の韓国人メジャーリーガーに影響を与えた。
1990年代後半には、朴と同じく大学を中退した金炳賢徐在応金善宇崔煕渉、高校を中退した奉重根など、学校を中退してメジャーに挑戦する事例が続出した。これらの事例では、学校関係者が代理人として積極的にメジャー球団に売りこむことが多かった。当時の韓国国内では、学校を中退してメジャーに挑戦することには批判の声もあったが、のちに彼らがメジャーで一定の実績を残すようになると、賞賛の声のほうが多くなっていった。
このように、アマチュアから直接渡米してメジャーに挑戦する事例が主流であるため、必然的に、韓国国内のプロ野球球団と新人選手の獲得で競合する事例も増えていった。例えば2000年には、韓国のロッテ・ジャイアンツがドラフト1次指名(日本のドラフト1巡目に相当)で秋信守を指名したが、秋はこれを拒否し、シアトル・マリナーズとマイナー契約を結んだ。高校時代の秋は投手兼打者だったが、渡米後は打者(外野手)に専念し、2006年途中にクリーブランド・インディアンスにトレードされてからはチームの主軸打者として安定した活躍を続けた。2013年には再びトレードでレッズに移籍し、同年オフにはFAレンジャーズに移籍し、2014年からの7年契約を結んでいる。国内のプロ球団からドラフトで上位指名されるほどの有力アマチュア選手が、ドラフト指名を拒否してメジャーに挑戦するケースは、日本では2008年に田澤純一が、社会人野球新日本石油から直接、ボストン・レッドソックスに入団してから本格的に懸念されるようになったが、韓国ではそれよりも前に現実化していた。
しかし、アマチュアから直接メジャーに挑戦する韓国人選手は数多くいたが、2006年に柳済国がメジャーに昇格して以降は、新たにメジャーに昇格した選手は1人もいないのが現状である。この伸び悩み現象を象徴するのが、南尹熙(ナム・ユンヒ、のちに「ナム・ユンソン」に改名)と丁栄一(チョン・ヨンイル)のメジャー挑戦失敗である。南は、2006年に斗山ベアーズのドラフト1次指名を拒否してテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結び、丁は、翌07年にKIAタイガースの1次指名を拒否してロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結んだ。いずれも高校卒で、韓国プロ球団のドラフト1次指名を拒否してメジャーに挑戦したのだが、渡米後は故障などが原因で伸び悩み、南はマイナーリーグのアドバンストA(1A+)、丁はクラスA(1A)が最高ランクで、それぞれ球団から解雇され韓国へ帰国した。韓国プロ野球規約第105条2項では、メジャーへのアマチュア有力選手の流出を防止するため、国内プロ球団のドラフト指名を拒否して外国球団と契約した選手に対しては、外国球団から解雇されても、韓国プロ球団とは2年間契約できないと定められている。そのため、南と丁はこの規定の対象になってしまった。南は、日本球界入りを模索し、2012年の春季キャンプで読売ジャイアンツ北海道日本ハムファイターズの入団テストを受けたが、結果はいずれも不合格だった。その後、南と丁は、いずれも2012年時点では韓国の独立球団である高陽ワンダーズに所属していた。丁は、2013年には四国アイランドリーグplus香川オリーブガイナーズに入団したが〔入団決定および入団会見のお知らせ 香川オリーブガイナーズ、2013年3月8日〕、同年7月に戦力外通告を受け退団〔香川オリーブガイナーズ、2013年7月1日〕、同年8月の韓国プロ野球ドラフト会議では、SKワイバーンズから5順目8位(全体で53位)で指名され入団している〔【コラム】大リーグ行きの急行列車はない 朝鮮日報、2013年9月1日〕。
2014年12月に、日本の千葉ロッテマリーンズが獲得した李大恩千葉ロッテマリーンズ公式ホームページ、2014年12月25日配信 〕は、高校卒業後の2007年8月にシカゴ・カブスとマイナー契約して入団したが、メジャーには昇格できずに3A止まりだった。渡米から7年が経過してもメジャーに昇格できなかったために、日本プロ球団からの誘いに活路を求めた事例であると言える〔『スポニチアネックス』2014年11月22日〕。
一方、金炳賢徐在応金善宇崔煕渉奉重根趙珍鎬柳済国など、メジャー経験のある選手も、2007年以降は韓国プロ野球に入団する事例が相次ぐようになった。メジャーに挑戦したが結果はマイナー止まりだった宋勝準のような選手もこれに該当する。韓国人初のメジャーリーガーだった朴賛浩も、現役最晩年の2012年は韓国プロ野球のハンファ・イーグルスでプレーした。また、金炳賢は2011年に東北楽天ゴールデンイーグルス朴賛浩は2011年にオリックス・バファローズ白嗟承も2012年にオリックスに所属しており、いずれも日本プロ野球でプレーした事例である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「韓国人メジャーリーガー」の詳細全文を読む




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