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韓国海苔(かんこくのり、)は、朝鮮で親しまれている海苔の一種である。一般に塩とごま油で味付けされた味付け海苔として知られている。かつては味付けされていない海苔も日本に多く輸入されていた。 なお「味付け海苔」という加工海苔は日本の山本海苔店が1869年に始めた〔山本海苔店 歴史〕ものであるが、ごま油の味付けは、日韓併合期に関西地方の味付け海苔が朝鮮に伝わり、現地風にアレンジされたものといわれている。 韓国では、スサビノリとは別種のオニアマノリ、マルバアマノリ、ツクシアマノリなどが好まれているとされる〔金南吉.「韓国におけるアマノリ属の分布と生理的特性」.海苔の生物学.能登谷正浩編著.成山堂書店.2000年.63頁〕。商品化される過程で韓国式の製造加工工程を経て、商品としての韓国海苔となっているが、養殖されている海苔の品種そのものは2012年前半までほぼ全てが日本品種の海苔であった。 == 朝鮮半島での海苔の歴史 == === 近世まで === 『三国遺事』(13世紀末)に「海衣」という言葉が見られ、これが海苔を指すものと考えられている。同様に地理書である『慶尚南道地理誌』(1425年)や『東国興地勝覧』(1478年)においても、「土産」の項に「海衣」の名称が確認される。また両班である許筠の美食書『屠門大嚼』(1600年前後)には「海衣 南海に産するが、東海の人が採って干したものがもっともよい」と書かれており、珍味の一種として認知されていたようである〔莞島郡の伝承では「薬山面蔵龍里で、金汝翼(1606∼1660)という人が、海岸の流木に海苔が着いているのを見て、海苔養殖を始めた」とされ、このために海苔を「」(キム)というようになったと伝えているという説があるが、実態は定かではない〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「韓国海苔」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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