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韓藍花歌切 : ミニ英和和英辞書
韓藍花歌切[からあいのはなのうたぎれ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [あい]
 【名詞】 indigo 
: [はな]
 【名詞】 1. flower 2. petal 
: [うた]
 【名詞】 1. song 2. poetry 
: [せつ]
  1. (adj-na,n) eager 2. earnest 3. ardent 4. kind 5. keen 6. acute

韓藍花歌切 : ウィキペディア日本語版
韓藍花歌切[からあいのはなのうたぎれ]

韓藍花歌切(からあいのはなのうたぎれ)とは、万葉仮名で書かれた『韓藍花歌』(短歌)の断簡である。
== 概要 ==
天平勝宝3年(751年)頃〔、写経所の職員が写経所の伝票落書きした短歌で、「 □家之韓藍花今見者難寫成鴨」とあり、最初の1字が紙の破損のため欠失しているが、「妹」の1字を当てて、恋の歌、『韓藍花歌』とされている。歌の左には異筆で、「□潢手實」とあるが、これは、「装潢手実」(そうこうしゅじつ)で、装潢とは表具師、手実とは写経所で写経生や装潢生などが各自の書写、または装釘した写経の枚数を記して提出する伝票を表す〔。
この短歌の紙背文書は、写経所で1000部の『法華経』を書写した際の手実の1通であり〔、天平勝宝元年(749年)8月28日の日付がある。この文書を中表(なかおもて)にして巻き、外に出た表面左端に、巻物外題のように「装潢手実」と記し、その後、別人の手によってその右の余白に、この歌が落書きされたものである〔。
『韓藍花歌』は『万葉集』の歌ではないが、『万葉集』の成立(780年頃〔大島正二 P.79〕)と近い時期の筆跡であり、『万葉集』の原本が存在しない今、『万葉集』のすべてがこのような書体であるとは断定できないものの、当時の表記を示す資料として貴重である〔「かな」(『書道講座』P.19)〕。大きさは、27.6cm×16.1cm〔伊藤滋「名品鑑賞 大和・奈良」(「図説日本書道史」『墨』P.25 )〕。正倉院文書・続々修第5帙第2巻所収〔森岡隆 P.184 - 185〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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