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韓麟春[かん りんしゅん]
韓 麟春(かん りんしゅん)は中華民国の軍人。北京政府、奉天派の有力軍人。軍指揮官としてだけでなく、兵器製造の面でも活躍した人物である。字は芳辰。 == 事績 ==
=== 北京政府中央での事跡 === 富農の家庭に生まれ、学業で優秀な成績をあげた。そのため、1904年(光緒30年)、日本へ軍事留学することになる。東京振武学校を経て、陸軍士官学校第6期砲兵科で学ぶ。1907年(光緒33年)に卒業した。帰国後は、陸軍部軍械司科員、軍械司司長、陸軍講武堂教務長などを歴任した。〔武・蘇(2000)、266頁。〕〔徐主編(2007)、2664頁。〕 中華民国建国後も、陸軍部で各職を歴任し、「韓麟春式歩兵銃」を研究・製造したことにより、勲五位を授与された。1916年(民国5年)6月、陸軍部参事に昇進した。1919年(民国8年)、欧州へ軍事視察に向かった。1921年(民国10年)12月に梁士詒内閣が成立すると、鮑貴卿が陸軍総長となり、韓が陸軍次長として起用された。第1次奉直戦争後の1922年(民国11年)5月2日、韓は罷免された。〔武・蘇(2000)、266-267頁。〕〔
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