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一般社団法人日本音楽事業者協会(にほんおんがくじぎょうしゃきょうかい、英称:Japan Association of Music Enterprises)は、日本の芸能事務所で構成される業界団体である。略称は、音事協(おんじきょう、英称:JAME)。タレントの引き抜きによる事務所間のトラブルの防止や著作権・肖像権などの権利確立、タレントの雇用環境の改善等を目的として1963年に創立された、最大規模の業界団体である。 音楽関連ではもう1つの業界団体として、日本音楽制作者連盟(音制連)が挙げられる。音事協は音制連よりもマスメディアへの影響力が強いとされる。 ==概要== イエローキャブ、エイベックス、太田プロ、北島音楽事務所、研音、サンミュージック、ソニー、第一プロ、長良プロ、バーニング、ホリプロ、マセキ芸能、マナセプロ、吉本興業、渡辺プロ(50音順)など数多くの有名プロダクションが加盟していることから、芸能プロダクションが加盟する業界団体の中では最大規模と言われている。 会長(理事長)は大手芸能プロダクションの社長が交代で務めている。二代目理事長は渡辺晋(渡辺プロダクション)、その後は堀威夫(ホリプロ)、田邊昭知(田辺エージェンシー)、井澤健(イザワオフィス)、尾木徹(プロダクション尾木)。現会長は堀義貴(ホリプロ)。 なお、1997年11月16日に「ザ・ジャパン・オーディション」という、合格したら指名してくれた加盟プロダクションの1つを逆指名できるというルールの全国オーディションを行った。テレビでの全国中継もしていたが、1998年以降は実施されていない。 2004年3月に青山劇場にて創立40周年記念事業としてミュージカル『スター誕生』(演出:ラサール石井、主演:今井絵理子、島谷ひとみ、仲間由紀恵)を製作した。著作隣接権、肖像権の権利確立だけでなく所属事務所タレントの保険加入等タレントの福利厚生の充実にも力を注いでいる。 2009年4月15日、協会に寄せられた匿名の投書によって、ABCラジオ「誠のサイキック青年団」番組内において複数の正会員社の所属タレントに対する長期間にわたる数多くの不適切な発言、誹謗(ひぼう)中傷が多数認められたため協会は松竹芸能と朝日放送両社に抗議文と調査依頼書を送付。両社は事実と認め3月に謝罪して音事協を自主退会した。なお、両社とものちに(2010年6月)再入会している〔松竹芸能と朝日放送が音事協退会…北野誠の問題発言を謝罪 スポーツ報知 2009年4月15日付〕〔匿名投書で発覚!北野誠の誹謗中傷で音事協退会 スポニチ 2009年4月16日付〕。 2009年11月6日、違法薬物対策本部が『違法薬物対策緊急セミナー〜世の中に蔓延する違法薬物の実態と恐怖を知る〜』を開催〔「違法薬物緊急セミナー」開催のお知らせ 日本音楽事業者協会サイト〕。 2012年9月10日、「STOP!違法ダウンロード広報委員会」を日本レコード協会、音楽出版社協会、日本音楽制作者連盟ほか業界団体と共同で設立。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日本音楽事業者協会」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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