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(n) organ stop =========================== ・ 音 : [おと, ね] 1. (n,n-suf) sound 2. note ・ 音栓 : [おんせん] (n) organ stop
オルガン(パイプオルガン)におけるストップとは、オルガンの音色選択機構であり、これによってピッチや音色の異なる複数のパイプ列から発音するパイプ列を選択する。しかし操作部分だけでなく、それによって選択される音色やパイプ列そのものも「ストップ」と呼ぶことがあるため、一般的な感覚からはやや理解しにくい呼称である。 通常の状態ではオルガンの風箱からパイプへの空気の流入はパイプ列ごとにスライダーによって阻止された状態になっている。この状態では鍵盤を操作してパレットを開放しても音は出ない。 ストップ操作部により、スライダーを動かして、スライダーに開けられた穴とパイプとの接続部の位置を一致させると、空気の経路が確保されパイプ列が発音可能となる。 複数のストップを同時に作動させることによって、音色を合成することができ、単体のストップ音色にはない音色を多彩に生み出すことができる。特に異なるピッチのパイプを同時に鳴らすことによる倍音構造の合成が重要である。またストップの違いによって、音色の変化をもたらすだけでなく、鍵に対する発音高を変えて、限られた鍵盤の鍵数よりも広い音域を網羅することもできる。 == 呼称 == 英語においてはorgan stop、ドイツ語ではRegister、イタリア語ではregistro、フランスではjeu d'orgueと呼ぶ。これを操作することにより、各種一連のパイプ列へ送風を供給するのを遮断したりそれを解除したりするものであるため、塞閉器の意味でstopと呼ぶようになった。日本においては、これによって風路に栓をして送風の供給を止めることから、「音栓」とも訳されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ストップ (オルガン)」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Organ stop 」があります。 スポンサード リンク
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