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音素 : ミニ英和和英辞書
音素[おんそ]
(n) phoneme
===========================
: [おと, ね]
  1. (n,n-suf) sound 2. note 
音素 : [おんそ]
 (n) phoneme
: [もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
音素 : ウィキペディア日本語版
音素[おんそ]
音素(おんそ、phoneme)とは、言語学音韻論において、客観的には異なるであるが、ある個別言語のなかで同じと見なされる音の集まり。ロシアの言語学者ボードゥアン・ド・クルトネが初めてその概念を提唱した。
音素は次の特徴を持つ。
*弁別的 (distinctive) な価値を持つ。すなわち、音素の違いは意味の違いをもたらす。
*ある音素の実際の音価は、その周囲の音的環境から予測可能である。
==音声と音素==
音声表記と音素表記はいずれもよく用いられ、俗には混同されることが少なくないが、両者間には明確な違いがある。
以下に表の形で違いを対照しておく。
このように、音声表記がきわめて普遍的な性質をもち、他言語の音声同士を比較するようなことも頻繁に行われるのに対し、音素表記は個々の言語内でそれぞれに定義され完結しているもので、言語同士の比較に耐えるようなものではない。
したがって、たとえば日本語の音素表記で は長音「ー」の記号として用いられることが多いが、別の言語ではこれが子音 の音標に使われているとか、日本語、中国語フランス語イタリア語の がそれぞれ全く違う音に聞こえる、といったことが起こるが、そもそも他言語の音素表記同士を比較すること自体が無意味なことなのである。
多数の音標を扱わざるを得ない音声表記が独自の特殊な記号をあらかじめ多数用意しているのに対し、音素表記では記号の数は比較的小数で済むため、特殊な記号に頼る必要が比較的少ない。
日本語の 、 をそれぞれ 、 で記述するなど、扱いやすくて直観的にもわかりやすい「普通のアルファベット」を多用するのが一般的である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「音素」の詳細全文を読む




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