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音素文字の歴史(おんそもじのれきし)は、文字の歴史のはじまりから千年以上も下った古代エジプトに始まる。紀元前2000年頃に、初めて独立した音素文字が出現した。これは、エジプトのセム人労働者が言語を表現するのに使ったもので、エジプトヒエログリフの表音的な部分から派生したものだった(ワディ・エル・ホル文字と原シナイ文字参照)。今日の音素文字のほとんどは、この文字体系の直系の末裔(たとえばギリシア文字、ラテン文字など)であるか、少なくともそれらのアルファベットに影響を受けて生まれて変化したものである。 == 前史 == 紀元前4千年紀後半までに不動の地位を確立した文字体系は、シュメール、アッカド、バビロニアの楔形文字とエジプトのヒエログリフ系文字くらいで、その地位を脅かすような文字体系はなかった。このふたつの文字体系は千年にわたって使われ続けた。楔形文字は各地にひろまったが、中でも特筆すべきは交易路を通じて地中海沿岸地域に伝わったものと、西方のユーフラテスに伝わったものである。紀元前3千年紀から紀元前2千年紀にかけて楔形文字はさまざまな言語に適応していったが、エジプト人らの表記体系が他の言語で使われることはなかったようである。この頃クレタではレヴァントの後期青銅器時代に入っており、線文字Aや線文字Bがおこっていた〔Millard, A.R. "The Infancy of the Alphabet", ''World Archaeology'' 17, No. 3, Early Writing Systems (Feb., 1986): 390-398. pages 390-391.〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「音素文字の歴史」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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