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音義書(おんぎしょ)とは、漢籍の中の難解な語句や多義語について、その発音や意味を注釈した本。単に音義(おんぎ)と呼ばれる場合もある。文章よりも個々の語句そのものを注釈の対象とするところに特徴がある。今日でも国語学・訓詁学・音韻学・悉曇学・辞書学の諸分野の研究において、貴重な資料となっている。 == 概要 == 音義書は中国で後漢末から三国時代にかけて作られはじめたが、古い時代の音義書は他の書の引用以外あまり残っていない。一般に、反切や直音によって音を示す。音や意味のほかに、テキストの異文を示すこともある。現存する音義書として代表的なものに陸徳明『経典釈文』、何超『晋書音義』などがある。 仏典についても音義書が作られた。代表的なものとして玄応『一切経音義』、慧苑『新訳華厳経音義』、慧琳『一切経音義』などがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「音義書」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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