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株式会社講談社(こうだんしゃ、英称:)は、日本の大手出版社である。傘下にキングレコード、光文社、日刊現代、星海社、講談社ビーシーなどを持ち、通称「音羽グループ」を形成している。 == 概要 == 創業者の野間清治により、1909年(明治42年)11月に「大日本雄辯會」(だいにっぽんゆうべんかい)として設立される。当初は弁論雑誌である『雄辯』を出版していた。「講談社」の名称はその名の通り「講談」に由来するもので、『講談倶楽部』を創刊した1911年(明治44年)から大日本雄辯會と併せて使用した。評論家の徳富蘇峰は、戦前の少年や青年たちに大きな影響を与えた講談社を「私設文部省」と評した。 1938年(昭和13年)10月に野間恒が2代目社長に就任すると共に株式会社に改組、同年11月に野間左衛が3代目社長に就任した。1945年(昭和20年)に野間省一が4代目社長に就任し、1958年(昭和33年)に「株式会社講談社」と改称。その後1981年(昭和56年)に野間惟道が5代目社長、1987年(昭和62年)に野間佐和子が6代目社長、2011年(平成23年)に野間省伸が7代目社長に就任し、現在に至る。 「面白くて為になる」をモットーに、戦前から大衆雑誌『キング』・『少年倶楽部』などの様々な雑誌や書籍を出版した。『吉川英治全集』・『日本語大辞典』などを出版する傍ら、多数の文学賞を主宰した。 集英社・小学館(両社とも一ツ橋グループに所属)と並ぶ日本国内の出版業界大手であり、一時は年間売上高が2,000億円を超えていたこともあった。しかし近年はいわゆる「出版不況」により売上が減少、2002年(平成14年)には戦後初の赤字決算となった。また最盛期には小学館に約500億円の差を付けていたものの、2006年(平成18年)は売上高が1456億円まで落ち込み、1470億円を売り上げた小学館に抜かれた〔小学館、総売上高で講談社抜く 初めてトップに 、朝日新聞、2007年6月19日〕。2007年(平成19年)には小学館を上回ったが、2009年(平成21年)以降は集英社に抜かれている。 2002年(平成14年)と2006年(平成18年)のFIFAワールドカップの際にはそれぞれFIFAオフィシャルブックとして、2002 FIFAワールドカップ『公式ガイドブック』・『公式プログラム』・『公式写真集』(総集編)、2006 FIFAワールドカップ『公式ガイドブック』・『公式総集編』を刊行している。 ディズニーキャラクターを使用した書籍の出版権を持っており、東京ディズニーリゾートのオフィシャルスポンサーとして東京ディズニーランドにトゥーンタウンを、東京ディズニーシーにレジェンド・オブ・ミシカ(2014年9月7日にショー自体が終了するため、提供を終了)、タートル・トーク(2014年9月4日から)を提供している〔オフィシャルスポンサー 、東京ディズニーリゾート〕〔講談社は東京ディズニーシー®/東京ディズニーランド®のオフィシャルスポンサーです。 、講談社公式サイト〕。 旧社屋の正面に東京メトロ護国寺駅の6番出入口がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「講談社」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Kodansha 」があります。 スポンサード リンク
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