|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 音 : [おと, ね] 1. (n,n-suf) sound 2. note ・ 音色 : [ねいろ] 【名詞】 1. (1) tone color 2. tone colour 3. tone quality 4. timbre 5. timber 6. (2) synthesizer patch 7. synthesiser patch ・ 色 : [しきさい, いろ] 【名詞】 1. (1) colour 2. color 3. (2) sensuality 4. lust ・ 空 : [そら] 【名詞】 1. sky 2. the heavens ・ 空間 : [くうかん] 【名詞】 1. space 2. room 3. airspace ・ 間 : [けん, ま] 【名詞】 1. space 2. room 3. time 4. pause ・ 運 : [うん] 【名詞】 1. fortune 2. luck ・ 動 : [どう] 【名詞】 1. motion 2. change 3. confusion
音色、空間、運動(おんしょく、くうかん、うんどう,)は、アンリ・デュティユーが1978年に作曲した管弦楽曲。フィンセント・ファン・ゴッホの絵画に倣って「星月夜(ほしづきよ,)」という副題も付けられており、「絵が生み出している天空が渦巻くような印象」を音楽に写し取ろうとした作品である〔French,"''effet de tournoiement quasi cosmique qui s'en dégage''" - Dutilleux.〕。従って、絵画に着想を得た一種の交響詩と看做し得る。 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチの依嘱に応じて作曲され、1978年11月7日にワシントンDCにおいて、ロストロポーヴィチの指揮とナショナル交響楽団の演奏で初演された。ただし、作品はシャルル・ミュンシュの追想に捧げられている。初版では2つの楽章から構成されていたが、1991年に改訂された際に、チェロのみで演奏される間奏曲が追加された。全曲の演奏には約15分を要する。 大規模なオーケストラのために作曲されており、16の木管楽器奏者(フルート4、オーボエ4、クラリネット4、バスーン4)と11の金管楽器奏者(ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、チューバ1)、12人のチェロ奏者、10人のコントラバス奏者に加えて、打楽器群とティンパニー、ハープ、チェレスタが用いられている。興味深いことに、ヴァイオリンとヴィオラは使われておらず、これらの不参加は、絵の下半分の(相対的に)うつろで静止した印象を写し取ろうとしてのものだった。反面、木管楽器と打楽器の活躍がとりわけ顕著である。これらのソロ楽句は、雲の動きや、星空と月の輝きとを表している。天空(空間)は、珍しい位置に配置されたチェロによって表現される(一群のチェロ奏者は、手前側、指揮台の周りを半回転するように陣取っている)。動き(運動)は、静的なエピソードと掻き回すようなソロ楽句との交代によって象徴される。 ==参考書籍・外部リンク== * ''Henri Dutilleux: His Life and Works'', Caroline Potter ISBN 1859283306 * Henri Dutilleux:Timbres, espace, mouvement on max-texier.ircam.fr * Dutilleux, Henri at The Living Composers Project Contains information on orchestral composition 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「音色、空間、運動」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|