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(n) tone poem =========================== ・ 音 : [おと, ね] 1. (n,n-suf) sound 2. note ・ 音詩 : [おんし] (n) tone poem ・ 詩 : [し] 【名詞】 1. poem 2. verse of poetry
交響詩(こうきょうし)は、管弦楽によって演奏される標題音楽のうち、作曲家によって交響詩(独:Sinfonische Dichtung、英:symphonic poem)と名付けられたものを言う。音詩(独:Tondichtung 英:tone poem)や交響幻想曲(英:symphonic fantasy)などと名付けられた楽曲も、交響詩として扱われることが多い。楽曲の形式は全く自由であり、原則として単一楽章で切れ目なく演奏されるが、中には多楽章制の交響詩も存在する。また、標題つきの交響曲の一部には、交響詩と名付けても差し支えないようなものがある。文学的、絵画的な内容と結びつけられることが多く、ロマン派を特徴づける管弦楽曲の形態である。 == 歴史 == === 前史 === 古典派以前のオペラや劇付随音楽の序曲に、交響詩の起源を見ることができる。これらの序曲は普通、歌劇全体の粗筋や雰囲気をあらかじめまとめて伝えるように作られる。この意味で序曲はストーリー性があり、一種の標題音楽となっている。後に、序曲が歌劇などの本体から独立して、単独で演奏会などで演奏されるようになる。ここから、序曲だけを独立して作曲することが19世紀に起こった。このような序曲を演奏会用序曲と呼ぶ。 一方、古典派の交響曲は、タイトルを持たないかニックネーム的なタイトルしか持たない絶対音楽として書かれたものがほとんどであったが、ベルリオーズは『幻想交響曲』(1830年)においてイデー・フィクス(固定楽想)の手法や色彩的な管弦楽法を用い、標題交響曲を成立させた。また、ロベルト・シューマンは、ピアノ曲『幻想小曲集』作品12(1837年)や『クライスレリアーナ』(1838年)で文学的な標題を楽曲に導入した。 セザール・フランクは、1847年頃に『人、山の上で聞きしこと』を作曲している。これはフランツ・リストより先に完成された史上初の交響詩といえる。ただし、一般的には交響詩の発明者はリストであるとみなされることが多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「交響詩」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Symphonic poem 」があります。 スポンサード リンク
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