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須卜氏・須卜部(しゅ(う)ほくし/しゅ(う)ほくぶ)は、匈奴の貴種の氏族。歴代単于を輩出した屠各種攣鞮氏と婚姻関係にあった〔『晋書』載記〕。後に鮮卑拓跋部の北魏に仕え、孝文帝の漢化政策によって卜氏と称した〔『魏書』巻113「官氏志」9第19〕。 須卜氏は、前漢初期の時代の冒頓単于に従い、呼延氏(呼衍氏)・蘭氏とともに、匈奴の新興貴族として栄えた〔原文「諸大臣皆世官。呼衍氏,蘭氏,其後有須卜氏,此三姓其貴種也」(『史記』巻110匈奴列伝第50)。〕〔原文「呼衍氏,兰氏,其后有须卜氏,此三姓,其贵种也」(『漢書』巻94上匈奴列伝第64上)。〕。 後漢になると、須卜氏は丘林氏とともに南匈奴の「四大貴族」となった〔原文「異姓有呼衍氏、須卜氏、丘林氏、蘭氏四姓,為國中名族,常與單于婚姻。呼衍氏為左,蘭氏、須卜氏為右,主斷獄聽訟,當決輕重,口白單于,無文書簿領焉」(『後漢書』巻89南匈奴列伝第79)。〕。 この系統から、須卜単于と須卜骨都侯単于が出た。 ==脚注== 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「須卜氏」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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