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須原屋市兵衛 : ミニ英和和英辞書
須原屋市兵衛[すはらや いちべえ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はら, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation
: [し]
  1. (n-suf) city 
: [へい]
 【名詞】 1. (1) (common) soldier 2. rank and file 3. (2) army 4. troops 5. (3) warfare 6. strategy

須原屋市兵衛 : ウィキペディア日本語版
須原屋市兵衛[すはらや いちべえ]

須原屋 市兵衛(すはらや いちべえ)は江戸時代版元(出版人)である。江戸出版業界の最大手須原屋茂兵衛暖簾分け店の一つ。号は申椒堂。平賀源内森島中良杉田玄白蘭学者の版元として、当時として革新的な書物を多く手がけた個性派として知られる。日本橋室町三丁目、同二丁目、日本橋本石町四丁目、日本橋本町二丁目と拠点を点々とした。平秩東作の嫡子桃次郎が奉公した〔森銑三『平秩東作の生涯』〕。
== 概要 ==

活動は日本橋室町三丁目における宝暦12年(1762年)の建部綾足著『寒葉斎画譜』の刊行に始まる。宝暦13年(1763年)には平賀源内著『物類品隲』の版元となり、源内やその周辺の蘭学者の書を多く手がけた。安永3年(1774年)には幕府の弾圧を恐れながらも『解体新書』を刊行する。寛政4年(1792年5月16日林子平著『三国通覧図説』が幕府に見咎められ、版木没収及び重過料に課された。文化3年(1806年)の文化の大火で被災し、土蔵を持たなかったため大きな打撃を受けた〔松田泰代「『重訂解体新書』の出版に関する一つの考察 」〕。文化4年(1807年)の『由利稚野居鷹』、文化5年の『三七全伝南柯夢』(曲亭馬琴)を最後に単独出版が途絶え、文化8年(1811年)に二代目が死去してからは共同出版のみに携わった〔松田泰代「蔵版目録の分析による刷年代識別法--書肆須原屋市兵衛の蔵版目録を事例として 」〕。文政期には経営が茂兵衛に委ねられ、三代目の死後、遂に休株となった〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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