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預婦[いぇぶ] 預婦(イェブ、)、あるいは養婦(ヤンブ、)とは、朝鮮半島で古くから行われた婚姻様式。 == 概要 == 朝鮮民族の風習では、未婚の男性は「総角(チョンガク、)」と呼ばれる独特の髪型を結うことになっている。たとえ両班の身分であっても、総角頭の男性は自分が所有する奴婢からも馬鹿にされたという。 そのため資産家の子弟の場合、10歳未満であっても早々と加冠(元服)を済ませて、髪型を「大人」の髷にした。貧困層の場合は、10歳未満の女児を養育して息子の嫁とすることで、息子を「既婚者」にした。この風習を「預婦」または「養婦」という。 漢民族社会におけるシンプア(新婦仔)に類似した制度であるが、シンプアは女児が成人になる前は「許婚」として扱われる一方、預婦は男児の家に迎えられた時点で「嫁」とされるところが大きく異なる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「預婦」の詳細全文を読む
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