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領内名勝図巻(りょうないめいしょうずかん)は、肥後細川藩を中心とする名勝の絵巻物。江戸時代中期の熊本の風景を知る格好の資料となっている。肥後の細川藩主が、江戸の大名のサロンでお国自慢の図巻を披露するために描かせたという史実もあいまって、貴重な歴史資料である。現在、熊本県の指定文化財となっている。 == 概要 == 江戸中期の寛政5年(1793年)ごろに、細川藩の絵師数名によって描かれた、一部、肥後藩を越え、隣の日向藩(宮崎)の物も描かれている。全15巻のうち現存するのは14巻。第13巻が消失。 写真が無かった時代、九州地方、特に熊本や宮崎の山間部にある名勝(滝)を網羅し描いたものは例が無く、美術品としての価値だけでなく、当時の地方状況を示す手がかりとしても大変重要で貴重な史料ともなっている。 現在は、財団法人永青文庫所蔵で、現在熊本県立美術館に寄託され、巻数を絞って、展示されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「領内名勝図巻」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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