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頭形兜(ずなりかぶと)は平安時代末期に発生したと考えられている兜の一形式。衝角付兜から発展したと考えられている筋兜とは別系統で発生した兜と推定されている。3 - 5枚と少ない鉄板から成り、制作の手間もコストも比較的低かった事から戦国時代以降に広く使用された。名前の通り、兜鉢の形は人間の頭に似ているのが最大の特徴。 当世具足に使用される頭形兜は、大別して日根野頭形と越中頭形の2つに分類されるが、それ以前には古頭形と呼ばれる形式が広く使用されていた。 ==頭形兜の発生== 現在、頭形兜と呼ばれている兜は、古くは帽子兜と呼ばれていたらしく古くは平安期にまでその存在の痕跡がたどれる。 当時の頭形兜は現在古頭形と呼ばれているものに近い形状をしていたと考えられ、三枚甲の帽子兜、五枚甲の帽子兜と接ぎ板の枚数を表したと思われる呼び名で呼ばれていたようである。 室町後期頃までさかのぼれる頭形兜は、腰巻の下端が外側に捻り返されないものが多く、板物シコロではなくカルタ金や鎖、刺子などを用いた下散シコロを用いる事が多かったと考えられている。 天辺の穴は六曜の透かし入っているもの、一つ穴が開いているものなどがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「頭形兜」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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