|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 頭 : [あたま, とう] 【名詞】 1. counter for large animals ・ 状 : [じょう] 1. (n,n-suf) shape ・ 花 : [はな] 【名詞】 1. flower 2. petal
頭状花序(とうじょうかじょ、英語 head inflorescence、capitulum)というのは、主としてキク科の花に見られる花序である。多数の花が集まって、一つの花の形を作るものである。 == 概論 == キク科植物の、例えばタンポポやヒマワリの花を見た時、多数の花びらが円形に並んでいるのがわかる。普通はこれを以て一つの花だと考えがちであるが、実際には個々の花びらと見えるのは、それぞれが一つの花である。分解してよく見れば、それぞれに雄しべや雌しべがあり、小さいながらも花の構造を持っているのが分かる。 したがって、この花に見えるものは、多数の花が集まったものであって、つまり花序であると考えなければならない。普通は枝の先がさらに枝分かれして、それぞれの先端に花が着いたものであろうが、その枝がすべて短く詰まってしまい、多数の花が一つの枝先にまとまってしまったために、このような姿になったと考える訳である。このように、多数の花が枝を介さずにまとまって咲くものを頭状花序という。この形の花序は、キク科のすべてのほかに、マツムシソウ科などにも見られる。なお、完全に頭状花序とは見られなくとも、花などが密集して固まりになるものを頭状と表現する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「頭状花序」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|