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〔 頭足人間(とうそくにんげん、または頭足人(とうそくじん))は、頭(顔)から直接、足が生えた絵のことで、幼児の初期の描画に現れる特徴である。タコやイカなど頭足類に構造が似ているため頭足人と呼ばれる。閉じた円が書けるようになった後に、生じる。はじめ頭と足が描かれ、その後、手が描かれるようになる。おたまじゃくしの発達と同じなのでおたまじゃくし人間(tadpole man)とも言われる。頭に四角い胴体をつけた人間を頭胴人間(ずどうにんげん)と呼ぶこともある。その後、胴体から手足が出た人間が描かれるようになる。〔Wallon,P.,Cambier,A.,Engelhart,D., 1990, "Le Dessin de L'enfant", 加藤義信・日下正一訳, 『子どもの絵の心理学』,名古屋大学出版会,1995〕 3歳児は、閉じた円の組み合わせにより、人の顔やタマゴを描く。「よし、タマゴ描こう」、「僕はロボット描く」と意図を持って対象を紙に書き写す、つまり描くようになる。言語による計画化を計画化言語という。計画化言語が出る以前は、描いている途中と描き上げてからでは、絵のタイトルが変化することがある。しかし、計画化言語が出ると、命名が一貫するようになる。頭足人間を描くようになると、「これは、サチコちゃん。こっちはあっくん」と言って、たくさんの友達を繰り返し描くようになる。〔田中義和、『子どもの発達と描画活動の指導―描く楽しさを子どもたちに』、第2章「なぐりがきへの命名期」、ひとなる書房、p.17-23、2011。〕〔田中義和、「なぐりがきから表現への発達的検討 なぐりがきへの命名をめぐってー」、『心理科学』、10巻2号、p.8-13、1987。〕 ==出典== 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「頭足人間」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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