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頭頂葉(とうちょうよう、)は、大脳葉のひとつで、後頭葉の上部、前頭葉の後部にある。 頭頂葉は異なる感覚モダリティーから感覚情報の統合を行っており、特に空間感覚と指示の決定を担っている。例えば、頭頂葉は体性感覚野と視覚系の背側皮質視覚路を構成している。これにより頭頂葉において、視覚によって知覚した対象の位置を身体座標における位置に変換することが出来る。 ==位置== 頭頂葉は4つの解剖学的境界によって定義される。中心溝は前頭葉との境界、頭頂後頭溝は後頭葉との境界、外側溝 (シルヴィウス溝) は側頭葉との境界、そして大脳縦裂は左右の大脳半球の境界を作っている。 中心溝の後部に接していて、頭頂葉の最前部となる領域は中心後回 (ブロードマンの脳地図における3野) で、一次体性感覚皮質領域である。この領域と後頭頂皮質を分けているのは中心後溝である。 後頭頂皮質はさらに、上頭頂小葉 (ブロードマンの脳地図における5野と7野) と下頭頂小葉 (ブロードマンの脳地図における39野と40野) に、頭頂間溝 (IP) によって分けられる。頭頂間溝とそれに隣接する脳回は四肢と眼球運動の指示に重要な役割を持ち、細胞構築学と機能に関する違いにより、内側頭頂間野 (MIP)、外側頭頂間野 (LIP)、腹側頭頂間野 (VIP)、前側頭頂間野 (AIP) に分けられる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「頭頂葉」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Parietal lobe 」があります。 スポンサード リンク
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