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頷き病 : ウィキペディア日本語版
頷き病[うなずきびょう]

頷き病(うなずきびょう、nodding disease)、または頷き症候群(うなずきしょうこうぐん、nodding syndrome)は、アフリカ東部で近年発見された奇病。1980年代にスーダン発生したとされるが、類似の症例が1960年代に報告されていたとも言う。致死的であり、心身に障害を起こし、小児児童しか発症しない。現在のところ発症が見られるのはスーダン南部とタンザニアウガンダの狭い地域に限られる〔。
==症状==
頷き病の症状は大変奇妙である。発症した児童は成長が完全かつ恒久的に止まるように見える。脳の発育も同じく停止し、患者は知的障害に陥る。そして頷き病という名の通り、病的に頷くようになる。これは発作であり、患者が何かを食べ始めるかまたは寒さを感じるかのいずれかの条件が満たされると直ちに頷き始める。発作は短く、その子が物を食べるのをやめるかまたは寒さを感じなくなると収まる。しかしながら、この症状の非常に特異な点として、患者が個人的に見慣れない食品を与えられたときには発作は生じない。例えば、チョコバーを知らない児童にチョコバーを与えた場合は発作は起きない。この頷きの発作が激しく出ると患者が転倒して怪我をすることもある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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