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頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん、)は、首筋から肩・腕にかけての異常を主訴とする整形外科的症候群の一つである。肩腕症候群(けんわんしょうこうぐん)、頸腕症候群(けいわんしょうこうぐん)などともいう。 作業関連筋骨格系障害(Work related musculoskeletal disorders)とも。 ==原因== 広義の頸肩腕症候群は、首(頸部)から肩・腕・背部などにかけての痛み・異常感覚(しびれ感など)を訴える全ての症例を含む。この中で、他の整形外科的疾患(たとえば変形性頸椎症、頸椎椎間板ヘルニア、胸郭出口症候群など)を除外した、検査などで病因が確定できないものを(狭義の)頸肩腕症候群と呼ぶ。 狭義の頸肩腕症候群は座業労働やストレスを原因とする場合が多い。かつてキーパンチャー病と呼ばれたものもこの一種であり、現在OA病あるいはパソコン症候群と呼ばれる一連の症状もこの範疇に入る。若年層から起こり、男性より女性のほうがかかりやすいとされている。 職業によって罹患した際は、頸肩腕障害と呼応され、比較的軽度の人から重度の人まで幅広い。 頸肩腕症候群であることではなく、その重症度が問題の疾患である。 最近の研究で、重症難治化した頸肩腕症候群の多くは繊維筋痛症の容態を示すことが多いことも分かってきた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「頸肩腕症候群」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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