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額田 やえ子(ぬかだ やえこ〔『アテレコあれこれ』(中央公論社〈中公文庫〉、1989年 ISBN 4-12-201588-X)の著者紹介をはじめ(ジャパンタイムズ版は未確認)、一部の人名辞典等でも「ぬかた」の表記が散見されるが、「渡辺やえ子」名義で編者を務めた『額田六福戯曲集』(青蛙房、1969年)の奥付では書名の振り仮名を「ぬかだ―」としている。なお、青蛙房の創立者であり、同書の発行者である(編集にも携わっている)岡本経一は六福と同郷で、同じ岡本綺堂門下の弟弟子であり、綺堂に経一を紹介したのも六福であるという(岡本経一「あとがき」382-393頁)。〕 、1927年12月13日 - 2002年4月9日)は、東京出身の翻訳家、吹き替え・字幕翻訳家。映画翻訳家協会会員。 父は劇作家・小説家の額田六福。本名・渡辺弥栄子。夫は英米文学翻訳家・渡辺栄一郎。 == 来歴 == 立教女学院をへて1944年日本女子大学国語学科に入学、母の同期生だった茅野雅子に学び、敗戦後1948年に卒業。アテネ・フランセで英語を学び、高等科を卒業、1952年、南部圭之助の秘書としてスタア社に入り、映画雑誌『スタア』の編集に4年間携わり、1956年からテレビ映画の吹き替えの翻訳を始める。 『刑事コロンボ』など、テレビドラマ等の吹き替え(アテレコ)の翻訳や、小説の翻訳などで知られている。 人気を博した、コロンボの独特のしゃべり方や、「ウチのカミサン」等は、額田の独創によるものである。「かみさん」は、動物文学者の小林清之介が使っていたのを借用したものだという。 シェイクスピアなどの翻訳で知られる松岡和子は義理の従妹にあたり、松岡は額田の紹介で戯曲の翻訳を手がけるようになったという。 吹替の名優として知られ、流麗な台詞回しに定評のある羽佐間道夫は額田の手がけた翻訳台本について、 「とにかく語彙が豊富だし、安心して聞ける、いい間をだせる台本だった。そういうことができる翻訳家は少なくなりましたね。 更に額田さんは『ここは羽佐間だから、もうちょっと単語を入れよう』、『ここは若山だから、もうちょっと引っ張ろう』っていうことまで考えてアテ書きされてた方だから、 やる方も楽だった」と振り返っており、配慮の行き届いた額田の職人芸に敬意を表している。 (『若山』は、じっくりした低音の魅力で知られる吹替の名優・若山弦蔵/『とり・みきの映画吹替王』洋泉社・刊でのインタビューより) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「額田やえ子」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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