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岡崎市郷土館(おかざきしきょうどかん)は、愛知県岡崎市にかつて存在していた資料館。岡崎市せきれいホールに隣接している。 == 概要 == 1969年(昭和44年)1月14日、開館〔『激動の90年 日本と岡崎』(情報文化社、2004年) 87頁。〕。岡崎市と周辺地域の資料が、収集・展示されていた。本館及び収蔵庫は、1913年(大正2年)に、額田郡公会堂並びに額田郡物産陳列所として建てられたものを使用していた。これら2棟の建物は、「我が国における最初期の郡立の公会堂・物産陳列所建築で、両者が一組で現存する数少ない例として貴重。また、地方における西洋建築の様式的・技術的修得過程の達成度を示す建築遺構としても意義が認められる。」とし、1999年(平成11年)12月1日に国の重要文化財に指定された〔岡崎市指定文化財目録 | 岡崎市ホームページ 〕。 2010年(平成22年)4月1日には老朽化していた建物の耐震補強工事を行うためとして閉館した。規模を縮小して重要文化財建造物についての展示がかつての管理室(未指定)で行われていたが、2014年(平成26年)4月1日をもって、完全閉館となった。 岡崎市教育委員会は保存活用に手を尽くしているが、巨額の費用が必要であることから、現在は保存活用計画の策定も含め、保存修理事業の精査を実施中である。岡崎市教育委員会は岡崎市旧本多忠次邸や旧愛知県第二尋常中学校講堂などの登録有形文化財を保持管理しているものの国の重要文化財のこの建造物の保存管理は後手に回っているのが実情であり、苦慮している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「岡崎市郷土館」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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