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願譜代(ねがいふだい)は、外様大名が願い出て譜代大名の扱いとなった者を言う。主に譜代大名の血筋の者が外様大名の家を継ぎ、幕閣において長年の功績を立てるなどした場合にこの扱いとなった。願い譜代とも記され、譜代格、御譜代に準ずる大名という場合もある。後世には準譜代大名の呼称も使用されるが、便宜上の歴史学的な用語であり、同時代には用いられていない。 == 概要 == 該当する大名家が自動的に譜代扱いとなるのではなく、願い出て初めて許可された。また、願い出れば必ず許可されるというものでもなく、堀氏のように却下された例もある。願譜代となると、江戸城内での伺候席の格が雁の間詰、菊の間詰から帝鑑の間詰に上昇し、老中への道が開かれるとともに官位の面でも従四位下侍従に昇進が可能となるなど、家格が大幅に上昇することとなる。そのため、願い出る家では工作に多額の費用を費やし、一例では2万両にも達したという。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「願譜代」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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