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顧ガイ之[こ がいし]
顧 愷之(こ がいし、344年?-405年?)は、中国・東晋時代の画家。字は長康、またかつて虎頭将軍となったことから、顧虎頭とも称する。 == 略伝と逸話 == 無錫(現江蘇省)の出身。桓温及び殷仲堪の参軍となり、安帝の時代に散騎常侍となる。絵画をよくし、謝安に重んじられた。著に『啓蒙記』『文集』がある。 顧愷之は博学で才気があり、同時代の人びとには画絶・才絶・癡絶の三絶を備えると云われていた。才絶は文章の才能で、癡絶は人物の呑気なことである。『晋書』の伝記にも諧謔を好んだことが書かれている。顧愷之はサトウキビをかじるにも、一般の人と違って根の方から甘い方へと進むのが常であり、その理由を問われたときに「漸く佳境に入る(漸入佳境)」と答えたという。この言い回しは、感興が高まる形容として使われるようになる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「顧ガイ之」の詳細全文を読む
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