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顧亭林 ( リダイレクト:顧炎武 ) : ウィキペディア日本語版 | 顧炎武[こ えんぶ]
顧 炎武(こ えんぶ、ピン音:Gù Yánwŭ、万暦41年(1613年) - 康熙21年(1682年))は中国明末、清初の儒学者。明の滅亡に際して反清運動に参加した。経学や歴史学の研究の傍ら経世致用の実学を説き、考証学正統派の始祖とされる。 ==事績==
顧炎武は元の名を絳、字を忠清という。清代になって炎武という名に改め、字は寧人、号は亭林とした。江蘇省崑山の出身である。明末の東林党の流れを引き継ぐ政治結社復社に参加していた。 1644年に李自成によって明が滅び、清が中国本土に侵入してくると郷里の子弟を組織して義勇軍を結成して清朝支配に抵抗して、各地を流浪しては反清の活動に積極的に携わっていた。 各地を流浪するにあたり、一緒に共する馬に書物を満載しながら文献と照らし合わせた実地調査を行い、地理や歴史の研究に勤しんだ。経学、訓詁学、金石学などにも精通していた彼は陽明学を批判、実証学的な研究を行い世間に有益な経世致用の学を追究した。晩年は陝西省の華陰に居を構え、清朝の招聘を断り続けた。
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英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gu Yanwu 」があります。
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