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顧 況(こ きょう、725年 - 814年?)は、中国・唐の詩人。蘇州(江蘇省)の出身。字は逋翁(ほおう)。号を華陽山人、また悲翁という。 粛宗の至徳2戴(757年)の進士。徳宗のときに秘書郎となり、権官の李泌に師事していたが、李泌が宰相となったとき、自分も昇進すると期待したが、かなり遅れて著作郎に転任したにとどまった。 李泌の死後、弔いもせずに嘲笑的な詩を作ったため、饒州(江西省波陽鄱陽)司戸参軍に左遷され、やがて家族を引き連れて茅山(江蘇省句容県の東南)に籠もり、最後は消息不明となったので、仙人の術を得たと伝わる。 今日では『華陽真逸詩』二巻などが残っている。 ==参考文献== 「唐詩選」(註解:前野直彬 版:岩波書店) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「顧況」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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