翻訳と辞書
Words near each other
・ 風しん
・ 風じゃなくて君がね
・ 風そよぐ谷国吉駅
・ 風たちの午後 (映画)
・ 風たちの遺言
・ 風っこ奥多摩
・ 風っこ奥多摩号
・ 風とRAINBOW
・ 風とRAINBOW/この手を伸ばせば
・ 風といっしょに
風とともに去りぬ
・ 風とライオン
・ 風とロック
・ 風とロック CARAVAN福島
・ 風とロック芋煮会
・ 風と光と 〜スキーのうた〜
・ 風と共に
・ 風と共に去りぬ
・ 風と共に去りぬ (宝塚歌劇)
・ 風と共に去りぬ (映画)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

風とともに去りぬ : ミニ英和和英辞書
風とともに去りぬ[ふう, かぜ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふう, かぜ]
  1. (adj-na,n,n-suf) method 2. manner 3. way 

風とともに去りぬ ( リダイレクト:風と共に去りぬ ) : ウィキペディア日本語版
風と共に去りぬ[かぜとともにさりぬ]

風と共に去りぬ』(かぜとともにさりぬ、)は、マーガレット・ミッチェルの長編時代小説。題名は南北戦争という「風」と共に、当時絶頂にあったアメリカ南部白人たちの貴族文化社会が消え「去った」事を意味する。
== 概説 ==
南北戦争下のジョージア州アトランタ市を背景に、アイルランド系移民の父と、アメリカ南部フランス系名家出身の母を持つ気性の激しい南部の女、スカーレット・オハラの半生を、彼女を取り巻く人々ともども、壮大に描いた作品である。十年近い歳月を費やして執筆され、1936年6月30日に出版、翌年ピューリッツァー賞を受賞した。
初刊から大ベストセラーとなったが、ミッチェルの作品はこれのみで、他に出版は行わなかった。生前から続編の希望はあったが、ミッチェルが病弱であった為、本作の執筆と完成だけでも膨大な年月を要し、同時に海賊版に対する対応に追われたこともあって、本作以降の創作意欲を喪失してしまったからである。
1939年に公開された映画『風と共に去りぬ』は、当時としては画期的な長編テクニカラー映画であったことも手伝って、世界的なヒット作となり、アカデミー賞の9部門を受賞した。
あくまで南部白人の視点からのみ描かれた本作は、黒人からは「奴隷制度を正当化し、(オハラの様な)白人農園主を美化している」として根強い批判と抗議を受け続けている。特に黒人奴隷の描写に関しては非常に強く批判されており、また白人至上主義団体クー・クラックス・クラン(KKK)を肯定している点等も強い批判を受けている(主人公スカーレットの周囲にいる白人男性たちは、レット・バトラー以外のほぼ全員がクランのメンバーである)〔青木冨貴子『「風と共に去りぬ」のアメリカ ―南部と人種問題―』岩波新書〕。
この小説に対抗して、『風と共に去りぬ』の黒人奴隷達を主観に据えた黒人からの批判的パロディー小説、『風なんぞもう来ねえ』(The Wind Done Gone)が黒人女性作家アリス・ランデルによって2001年に著されている。この『風なんぞもう来ねえ』は、ミッチェル財団から「著作権侵害」として提訴された。
この訴訟について、いったんは連邦地裁が出版差し止め命令を下したものの、2001年5月25日、アトランタの連邦高裁によって「著作権侵害に当たらず」として却下されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「風と共に去りぬ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Gone with the Wind 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.