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風伝峠(ふうでんとうげ)は三重県南牟婁郡御浜町と熊野市紀和町の境にある峠。熊野古道伊勢路本宮道の一部をなし、峠道のうち約1.8kmが世界遺産(文化遺産)に指定されている。また、三重県道62号御浜紀和線の一部でもある。 峠は北のヒヨ山と南の大瀬山に挟まれた狭いところにあり〔三重県地域振興課、1999〕、標高は257m〔小倉、2000〕である。 == 歴史 == 熊野街道伊勢路の一部である本宮道にある峠であり、紀伊国熊野本宮大社〔現在の和歌山県田辺市本宮町にある。〕へ向かう道であった。また、峠の西麓は大和国北山地方〔現在の奈良県吉野郡上北山村・下北山村付近〕・吉野地方を最短で結ぶ〔「北山道」との交点であり、江戸時代以前から交通の要所としての役割を果たした〔。 1970年(昭和45年)には国道311号に指定され、新しく舗装された峠道が開通したが1990年(平成2年)に''風伝トンネル''の開通で主要地方道の三重県道62号御浜紀和線に降格、利用者は激減した。 2004年(平成16年)、紀伊山地の霊場と参詣道の一部としてアスファルト舗装されずに残っていた石畳道などが世界遺産の指定を受け、再び脚光を浴びている。 峠にはかつて「風伝餅」という名物を販売していた「風伝茶屋」という食事処や「法界塔」がある。 2011年(平成23年)9月の台風12号では、熊野市側で石畳道に土砂が大量に流入、倒木やスギの枝が道をふさぎ、通行困難となった〔小柳悠志"世界遺産爪痕深く 熊野古道 石畳みに倒木 復旧未定"2011年9月8日付中日新聞朝刊、社会10版24ページ〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「風伝峠」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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