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飛山城(とびやまじょう)は、下野国(現在の栃木県宇都宮市竹下町)にあった中世の日本の城である。宇都宮氏の家臣・芳賀氏の居城であった。 == 歴史・沿革 == 飛山城は鎌倉時代後期にあたる永仁年間(1293年-1298年)頃、宇都宮景綱の家臣・芳賀高俊によって築かれたといわれている。芳賀氏は飛山城に居する間は清原氏を名乗ったと言われており、この清原姓が後の現宇都宮市東部の地名『清原』となったと考えられているが、不詳である。 芳賀氏は上野国・越後国の守護代に任じられるなど隆盛したが、戦国時代になると芳賀氏や飛山城も関東平野の覇権争いに例外なく巻き込まれた。弘治3年(1557年)には宇都宮氏や芳賀氏を支援した常陸国の佐竹義昭による宇都宮城奪回作戦(その時期の宇都宮城は壬生城主・壬生綱雄が占領していた)の最前線基地となっている。天正18年(1590年)、関東に台頭していた後北条氏を滅亡させた豊臣秀吉は宇都宮城に入城し関東の支配体制を決定する宇都宮仕置を行う。そこで秀吉は宇都宮氏18万5千石の所領安堵を裁決した一方で、「佐竹・宇都宮ならびに家来のものども、多賀谷・水谷」に対して「いらざる城は破却せよ」との命令を発している。そのため、飛山城も「城破り」の対象として破却され廃城となった〔今平利幸『日本の遺跡29 飛山城跡 下野の古代烽家と中世城館』2008年8月 同成社 ISBN 978-4-88621-443-0〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「飛山城」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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