翻訳と辞書
Words near each other
・ 飛揚
・ 飛散
・ 飛散害
・ 飛散性
・ 飛散性薬品
・ 飛札
・ 飛来
・ 飛来一閑
・ 飛松五男
・ 飛松加奈子
飛松甚吾
・ 飛松誠
・ 飛梁
・ 飛梅
・ 飛段
・ 飛水峡
・ 飛水峡の甌穴群
・ 飛水峡信号場
・ 飛永翼
・ 飛沢宏元


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

飛松甚吾 : ミニ英和和英辞書
飛松甚吾[とびまつ じんご]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ひ]
 (n) (abbr) rook (shogi)
: [まつ]
 【名詞】 1. (1) pine tree 2. (2) highest (of a three-tier ranking system) 
: [われ]
 【名詞】 1. me 2. oneself 3. self 4. ego

飛松甚吾 : ウィキペディア日本語版
飛松甚吾[とびまつ じんご]
飛松 甚吾(とびまつ じんご、1883年10月16日 - 1945年4月17日)は、熊本のハンセン病病院・回春病院の事務長を務めた人物(1915年 - 1941年)。
== 人物、略歴 ==
大分県で出生後、京都で育つ。京都の母方の実家の兄の養子になり、飛松姓を名乗る。1904年、20歳時、京都の小学校の後輩(当時18歳)と結婚。得意な英語を活かして神戸の税関に勤務していた時に、ハンナ・リデルの事業を偶然知り、直接彼女に会った上で、1915年から妻と3人の子供と共に熊本の回春病院に勤務することになる。
* ある神社の境内で拾った新聞を読んでリデルの事を知り、感銘を受けたとある。
* 回春病院勤務時には、常にリデルの側近にあり、病院の庶務を担当、病院経営、関係諸機関との折衝、財政援助の要請、負債の償却や基本金の蓄積に努力した。リデルの住む家や、あとでは、ライトが住む、回春病院の近くに住んだ。英国系の王栄幼稚園設立の交渉なども行った。
* 毎夏のリデルの軽井沢行きに同行、国内外有力者と折衝した。
* 1930年、皇太后より蒔絵箱と金一封を受ける。その後熊本県知事、らい予防協会、三井報恩会より表彰を受ける。
* 回春病院はイギリス系の病院であるので、太平洋戦争が近くなり、当局の扱いが厳しくなった。1940年9月、突然特高警察に拘置された。ライトなどが釈放に尽力したが、3カ月後、体へのダメージが大きくなってから釈放された。その後自宅で病床についた。1941年2月3日、回春病院は閉鎖。1945年4月17日、自宅で死去した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「飛松甚吾」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.