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飛鳥部 奈止麻呂(あすかべ の なとまろ。生没年不明)は、奈良時代の官人。氏姓は安宿公・百済安宿公・飛鳥戸造・安宿戸造とも。名前は奈登麻呂・奈杼麻呂・奈止丸とも。官位は正五位上〔『公卿補任』〕・出雲掾。 == 概要 == 飛鳥部氏は河内国安宿郡を本拠とするとみられる渡来系氏族で、『新撰姓氏録』では百済の第24代王である末多王(東城王)の末裔とする。長門介・飛鳥戸小東人の子とする系図〔鈴木真年『百家系図稿』巻9,御春朝臣〕もあるが、確実なことは不明〔『続日本紀』における外従五位下の叙位記録が、小東人:神護景雲2年(768年)、奈杼麻呂:天平神護元年(765年)、と奈杼麻呂の方が叙位時期が早いことから、前述の系図による親子関係の真実性には疑問がある(宝賀寿男『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会,1986年 による)。〕。 天平勝宝8年(756年)に彼宅を訪れた安宿王は関係者と思われる。『万葉集』にも歌があり、藤原仲麻呂の乱の陰謀に加担していたともいわれる。天平神護元年(765年)正六位上から外従五位下に昇叙されている(この時の氏姓は百済安宿公)。 死後に娘の百済永継が桓武天皇の寵愛を得たためか、子孫は百済宿禰の氏姓賜与を受けた〔右京人正六位上飛鳥戸造善宗、河内国人正六位上飛鳥戸造名継は百済宿禰の賜姓を受けたとされる(『日本後紀』弘仁3年(812年)正月紀)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「飛鳥部奈止麻呂」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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