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食事する哲学者の問題(Dining Philosophers Problem)とは、並列処理に関する問題を一般化した例である。古典的なマルチプロセスの同期(排他制御)問題であり、大学レベルの計算機科学課程にはほぼ確実に含まれている。 1965年、エドガー・ダイクストラは5台のコンピュータが5台のテープ装置に競合アクセスするという同期問題を提示した。間もなく、この問題はアントニー・ホーアによって「食事する哲学者の問題」に変形して語られることとなった〔Dijkstra, Edsger W. ''EWD-1000.'' E.W. Dijkstra Archive. Center for American History, University of Texas at Austin. (original ; transcription )〕。 == 問題 == 5人の哲学者が食事したり、考え事をしたりしている。かれらの前には、真ん中にスパゲッティの入った大きなボールが置かれた丸い食卓がある。その食卓には5枚の皿が置かれ、皿と皿の間にフォークが1本ずつ置かれている。 近年では、食器を「フォーク」ではなく「箸」として紹介する例が増えている〔海外での例 〕。箸ならば、「1人が2本確保しなければ食事ができない」という制限がより自然である。また、欧米圏に箸文化が認知されてきた事の表れでもあろう。本稿では古い形式のまま、スパゲティーを2本のフォークで食べる、とした設定のまま解説する。 スパゲッティをボールから取って自分の皿によそうには2本のフォークを必要とし、哲学者は一度に1本のフォークしかテーブルから取ることができない(左右の手で同時に両側にある2本のフォークを取ることはできない、という意味。まずどちらかの側のフォークを取ってから、逆の側のフォークを取る)。哲学者同士は決して会話をしない。このため、5人が左のフォークを手にとって右のフォークが食卓に置かれるのを待つという危険なデッドロック状態が発生する可能性がある。 問題はどのように行動の規律を設定すれば(並行性アルゴリズム)、それぞれの哲学者が飢えずに済むか、すなわち食事と思索を永遠に続けられるか、である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「食事する哲学者の問題」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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